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AddEvent vs CalGet vs Calen|本当に無料のカレンダー追加ツールはどれ?【2026年比較】

「カレンダーに追加」ボタンをイベントページやWebサイトに設置したい。調べてみると、AddEvent、CalGet、Calenという3つのサービスが候補に挙がってくる。

どれも「無料で使える」と謳っていますが、実際に使い始めると制限に気づくサービスもあります。50回使ったら有料、50イベントまでしか作れない——そんな「無料の壁」にぶつかった経験がある方もいるでしょう。

この記事では、2026年時点でのAddEvent・CalGet・Calenの3サービスを、料金・機能・制限・使い勝手の観点から本音で比較します。「どれが一番良い」ではなく、あなたのユースケースに合うのはどれかを判断できるようにまとめました。

カレンダー追加ツールを探している?3つの選択肢を本音で比較

まず結論から。3サービスはそれぞれ明確に得意分野が違います。

AddEventは、既存のWebサイトにウィジェットを埋め込む企業向けツール。APIも充実していて、開発者フレンドリー。ただし無料プランは50回のカレンダー追加で終了し、次のプランは月$36。

CalGetは、シンプルなカレンダー追加ボタンを生成するツール。軽量で余計な機能がない。一方で50イベントの制限があり、イベントページは提供していない。

Calenは、イベント数もカレンダー追加数も無制限・無料のサービス。イベントページやメール通知も含まれる。ただし比較的新しいサービスで、埋め込みウィジェットやチケット販売には対応していない。

クイック判定テーブル

迷ったらまずここを見てください。

あなたのニーズおすすめ
既存サイトにウィジェットを埋め込みたいAddEvent
APIを使って自社システムに統合したいAddEvent
とにかくシンプルなボタンだけ欲しいCalGet
無料でイベント数の制限なく使いたいCalen
イベントページも一緒に作りたいCalen
メール登録者を管理したいCalen
チケット販売が必要いずれも非対応(Eventbrite等を検討)

AddEvent:企業向けウィジェットの定番

概要

AddEventは「カレンダーに追加」ウィジェットの分野で最も知名度が高いサービスです。WebサイトにJavaScriptのスニペットを埋め込むことで、Google Calendar、Outlook、Apple Calendarなど主要カレンダーへの追加ボタンを表示できます。

企業のイベントページ、Eコマースの注文確認ページ、ウェビナーの告知ページなど、既にWebサイトを持っている組織が「カレンダー連携機能を追加する」用途に強みがあります。

強み

  • ウィジェットの完成度が高い — デザインのカスタマイズ性があり、既存サイトのデザインに合わせやすい
  • APIが充実 — 開発チームがある企業なら、自社システムに深く統合できる
  • RSVPウィジェット — 参加登録フォームもウィジェットとして設置可能
  • カレンダー購読 — 定期イベントの購読機能をサポート
  • 実績 — 多くの企業が導入しており、信頼性は証明済み

弱み

  • 無料プランは月100回のカレンダー追加・20購読者まで — 参加者が100人を超えるイベントを1回開催しただけで追加枠を使い切ります。購読者も20人が上限
  • $0→$36のジャンプ — 無料の次はSmall Businessプラン月額$36(年払い$29/月)。この価格差が大きい
  • ウィジェット中心の設計 — ランディングページ機能はあるが、基本は埋め込みウィジェットが主体。独立したイベントページとしての使い勝手はやや弱い
  • セットアップに時間がかかる — JavaScriptの埋め込み、スタイル調整、テストなど、非エンジニアには少しハードルがある

AddEventの料金体系

プラン月額カレンダー追加回数
Hobby (Free)$0100回/月、20購読者
Small Business$36/月(年払い$29/月)2,000回/月
Professional$129/月(年払い$99/月)10,000回/月
Enterprise要問合せカスタム

100回という無料枠は、参加者100人以上のイベントを1回開催しただけで到達します。継続利用を考えるなら、AddEventは月額$36の有料ツールと理解した方がいいでしょう。

CalGet:シンプルさに特化したカレンダーボタン

概要

CalGetは「カレンダー追加ボタンを作る」という一点に集中したツールです。余計な機能がなく、シンプルにカレンダーリンクやボタンを生成できます。

AddEventのような高機能なウィジェットは不要で、「Google Calendarに追加」「Outlookに追加」というリンクがあればいい——そんなユーザーに向いています。

強み

  • シンプルで軽量 — 機能が絞られている分、迷わず使える
  • ボタンの生成が簡単 — イベント情報を入力するだけでリンクが作れる
  • 低コスト — 有料プランもAddEventより手頃
  • 埋め込み対応 — HTMLスニペットをサイトに貼り付けられる

弱み

  • 無料プランの制限が細かい — 1日5イベント、1イベントあたり50追加、25 RSVP、カレンダーあたり25購読者が上限。人気イベントでは50追加はすぐに到達する
  • ホスト型ページはあるがCalGetブランド — イベント/カレンダー表示ページはあるが、無料プランではCalGetブランドが入る
  • 購読者管理は25人/カレンダーまで — 無料での購読者数が限られている
  • OGP画像の自動生成なし — SNSシェア時のリッチプレビューが出ない

CalGetの料金体系

プラン月額制限
Free$050追加/イベント、25購読者/カレンダー
Starter$16/月制限緩和
Standard$21/月さらに緩和
Professional$32/月高上限

CalGetの無料プランは、1イベントあたり50回のカレンダー追加が上限です。参加者が50人以上のイベントでは、有料プラン($16/月〜)への移行が必要になります。

Calen:無制限無料のイベントページ+カレンダー追加

概要

Calenは、イベントページの作成とカレンダー追加を一つのプラットフォームで提供するサービスです。最大の特徴は、イベント数もカレンダー追加数も無制限・無料という点。AddEventやCalGetで感じる「回数制限」のストレスがありません。

単なるカレンダーボタンではなく、OGP画像付きのイベントページ、参加登録(RSVP)、メール通知、カレンダー購読といった機能を無料で使えます。

強み

  • イベント数・カレンダー追加数が無制限 — 無料プランで回数制限なし。これが他2サービスとの最大の違い
  • イベントページが作れる — 既存のWebサイトがなくても、独立したイベントページをすぐに公開できる
  • OGP画像自動生成 — SNSでシェアしたときにリッチなプレビューが表示される
  • 参加登録(RSVP)とメール通知 — 参加者の管理、リマインダー送信まで一通りカバー
  • 購読者管理 — メール登録者100人まで無料で管理。定期イベントの告知に便利
  • カレンダー購読(iCal) — 参加者が今後のイベントを自動的にカレンダーに反映できる
  • セットアップが速い — 約3分でイベントページが完成。技術的な知識は不要

弱み

  • 比較的新しいサービス — AddEventほどの実績や知名度はまだない
  • 埋め込みウィジェットなし — 既存サイトにウィジェットを埋め込む用途には向かない。リンクの共有は可能だが、AddEventのようなカスタムウィジェットは提供していない
  • チケット販売なし — 有料イベントのチケット販売・決済機能はない。チケット販売が必要ならEventbriteやLumaを検討すべき
  • メール登録者100人超は有料 — 無料枠では購読者100人まで。それ以上はPro(月$9.99)が必要

Calenの料金体系

プラン月額主な内容
Free$0イベント無制限、カレンダー追加無制限、RSVP、メール登録者100人まで
Pro$9.99/月メール登録者数の上限拡大、追加機能

注目すべきは、イベント作成やカレンダー追加といったコア機能が完全に無料という点です。有料プランに移行する必要があるのは、メール登録者が100人を超えた場合のみ。しかも$9.99/月は、AddEventの$36/月と比較するとかなり手頃です。

機能比較テーブル

3サービスの機能を一覧で比較します。

機能AddEventCalGetCalen
カレンダー追加ボタンありありあり
Google Calendar対応ありありあり
Outlook対応ありありあり
Apple Calendar対応ありありあり
Yahoo Calendar対応ありありあり
無料プランのイベント数制限なし(ただし追加回数に制限)5イベント/日無制限
無料プランのカレンダー追加数100回/月50回/イベント無制限
無料プランの購読者数20人25人/カレンダー100人
イベントページあり(ランディングページ)あり(ホスト型ページ)あり(OGP自動生成)
参加登録(RSVP)ウィジェットあり(無料20件)あり(無料25件/イベント)あり
メール通知・リマインダー有料プラン制限ありあり(無料)
購読者管理あり(無料20人)あり(無料25人/カレンダー)あり(100人まで無料)
カレンダー購読(iCal)ありありあり
OGP画像なしなし自動生成
埋め込みウィジェットありあり(埋め込みカレンダー)なし
API充実限定的限定的
チケット販売なしなしなし
有料プラン最安$36/月$16/月$9.99/月
セットアップ時間30分以上5〜10分約3分

選び方ガイド:あなたに合うのはどれ?

AddEventを選ぶべき人

  • 既存のWebサイトやアプリにカレンダー追加ウィジェットを埋め込みたい企業
  • 開発チームがあり、APIを使って自社システムに統合したい
  • 月額$36以上の予算を確保できる
  • ウィジェットのデザインを細かくカスタマイズしたい

AddEventの価値は「ウィジェット」と「API」にあります。逆に言えば、ウィジェットが不要なら、AddEventを選ぶ理由は薄くなります。

CalGetを選ぶべき人

  • カレンダー追加リンクだけが欲しい。それ以外の機能は不要
  • イベント開催頻度が低い(年間50イベント以内)
  • できるだけシンプルなツールが好き
  • イベントページは自分で用意する(または不要)

CalGetは「引き算の美学」です。機能が少ないことが弱みではなく、シンプルさを求める人には強みになります。ただし、イベント頻度が上がると50イベントの壁にぶつかります。

Calenを選ぶべき人

  • コストをかけずに、イベント数の制限なくカレンダー追加ツールを使いたい
  • イベントページもセットで作りたい(既存Webサイトがなくてもいい)
  • 参加者の管理やメール通知もしたい
  • 定期的にイベントを開催していて、回数制限があると困る
  • 小規模〜中規模のイベント主催者・コミュニティ運営者

Calenの最大の強みは「無料で無制限」という明確さです。「月に何回使えるか」「あと何イベント作れるか」を気にする必要がない。新しいサービスなので実績面ではAddEventに劣りますが、コア機能の品質は十分に実用レベルです。

どれにも当てはまらない場合

チケット販売が必要なら、3サービスのいずれも対応していません。EventbriteLumaを検討してください。

大規模カンファレンス(数千人規模)で高度なカスタマイズが必要なら、AddEventのEnterpriseプランか、専門の開発会社に依頼する方が安全です。

まとめ:「無料」の定義を見極めよう

カレンダー追加ツールを選ぶとき、最も重要なのは**「無料」が本当に無料なのかを確認すること**です。

  • AddEventの無料は「50回まで」。実質的に評価版と考えたほうがいい
  • CalGetの無料は「50イベントまで」。ライトユーザーなら十分だが、頻度が上がると制限に達する
  • Calenの無料は「イベント数・カレンダー追加数ともに無制限」。メール登録者100人までという制限はあるが、コア機能に制約なし

あなたの使い方に合ったツールを選んでください。迷ったら、まずはCalenの無料カレンダーリンクジェネレーターでカレンダーリンクを試してみるのが一番手軽です。1分でリンクが生成でき、使い勝手を確かめられます。


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