Peatix・connpass・こくちーずの代替ツール比較|無料でイベント告知できるサービスまとめ【2026年】

「イベントを告知したい。でもPeatixの手数料が気になる。connpassはテック系しか集まらない。こくちーずは使いにくい。どうすればいいの?」

日本でイベントを開催しようとすると、多くの主催者がこの悩みにぶつかります。定番のプラットフォームにはそれぞれ強みがある一方で、手数料・ジャンルの偏り・UIの古さといった課題も抱えています。

この記事では、Peatix・connpass・こくちーずの現状と課題を整理したうえで、2026年に使える代替ツールを比較します。すべてのサービスに対して公平に、メリットもデメリットも正直に書きます。

Peatixの現状と課題

Peatixは日本最大級のイベントプラットフォームです。ジャンルを問わず幅広いイベントが掲載されており、集客力は間違いなくトップクラス。無料イベントなら手数料なしで使えるのも大きな強みです。

しかし、有料イベントになると手数料が無視できません

Peatixの手数料シミュレーション

Peatixの有料チケットには4.9% + ¥99/チケットの手数料がかかります。具体的に見てみましょう。

| チケット価格 | 手数料/枚 | 10枚売った場合の手数料合計 | 実質の受取額(10枚) | |-------------|----------|-------------------------|-------------------| | ¥1,000 | ¥148 | ¥1,480 | ¥8,520 | | ¥2,000 | ¥197 | ¥1,970 | ¥18,030 | | ¥5,000 | ¥344 | ¥3,440 | ¥46,560 |

¥1,000のチケットでは約15%が手数料として引かれる計算です。小規模な有料イベントほど、この手数料率が重くのしかかります。

また、無料イベントでは手数料は発生しませんが、カスタマイズの自由度やデータ活用の面で機能制限があります。それでもPeatixのマーケットプレイスに掲載される集客力は他にない強みであり、知名度の高さは参加者の安心感にもつながっています。

connpassの現状と課題

connpassはIT勉強会・テック系コミュニティに特化したイベントプラットフォームです。完全無料で使えて、エンジニアやデザイナーのコミュニティでは圧倒的な存在感があります。

connpassの強み:

  • 完全無料で利用可能
  • テック系コミュニティの集客力が非常に高い
  • グループ機能で定期的な勉強会を運営しやすい
  • エンジニア同士のつながりが生まれやすい設計

connpassの課題:

  • テック系以外のイベントでは集客が難しい
  • ビジネスセミナー、ワークショップ、地域イベントなどには不向き
  • 参加者層がエンジニアに偏っている
  • カレンダー連携が限定的

IT勉強会を開催するなら、connpassは今でも最良の選択肢の一つです。ただし、一般向けのイベントを告知したい場合は、別のプラットフォームを検討する必要があります。

こくちーず(こくちーずプロ)の現状と課題

こくちーずは日本のイベント告知サービスの老舗です。長年にわたり多くの主催者に利用されてきた実績があります。

サービスは継続中で、100万人以上のユーザーと9万人以上の主催者が利用していると公表しています。チケット販売も可能で、手数料は4.8% + ¥99/チケットとPeatixより若干安めです。

ただし、2026年の現在ではUIの古さと機能の更新ペースの遅さが目立ちます。スマートフォン対応が十分でなかったり、OGP画像の自動生成がなかったりと、他のプラットフォームと比べると見劣りする部分があります。無料で使える手軽さは魅力ですが、これからイベント運営を本格的に始めるなら、他の選択肢も検討した方が良いでしょう。

代替ツール比較テーブル

主要なイベント告知ツールを一覧で比較します。

| 機能 | Calen | Peatix | connpass | こくちーず | Eventbrite | Googleフォーム | |------|-------|--------|----------|-----------|------------|--------------| | 料金 | 無料(無制限) | 無料イベント無料 / 有料は4.9%+¥99 | 無料 | 無料 | 無料イベント無料 / 有料は手数料あり | 無料 | | イベントページ | あり(OGP自動生成) | あり | あり | あり | あり | なし | | カレンダー追加 | ワンクリック対応 | 基本的 | 限定的 | 限定的 | 基本的 | なし | | チケット販売 | なし | あり | なし | なし | あり | なし | | 参加者管理 | あり | あり | あり | あり | あり | スプレッドシート連携 | | 購読者・フォロワー管理 | あり(100人まで無料) | あり | あり | なし | あり | なし | | 日本語対応 | あり | あり | あり | あり | 一部対応 | あり | | セットアップ時間 | 約3分 | 10〜15分 | 5〜10分 | 5〜10分 | 15〜30分 | 5分 | | 最適な用途 | カレンダー連携・無料イベント | 有料チケット販売 | IT勉強会 | 小規模告知 | 大規模・海外向け | 簡易的な受付 |

用途別おすすめツール

無料イベント+カレンダー登録重視 → Calen

手数料ゼロで、参加者のカレンダーにワンクリックで登録してもらえる仕組みが欲しいなら、Calenが最適です。イベントページの作成、OGP画像の自動生成、購読者管理まで無料で使えます。「カレンダーに追加してもらって、当日の参加率を上げる」という目的にはぴったりのツールです。

有料チケット販売 → Peatix(手数料は覚悟)

チケット販売と決済が必要なら、やはりPeatixが現実的な選択肢です。手数料は発生しますが、決済システムの信頼性と参加者側の安心感は大きなメリット。集客力のあるマーケットプレイスも活用できます。手数料を織り込んだ価格設定をすれば、十分に運用可能です。

IT勉強会 → connpass + Calen併用

テック系の勉強会やハンズオンイベントなら、connpassで集客しつつ、Calenでカレンダー登録を促す併用がおすすめです。connpassで参加者を集め、Calenのカレンダーリンクを共有することで、参加率の向上が期待できます。

大規模イベント → Eventbrite or Peatix

100人以上の大規模イベントや、海外からの参加者がいるイベントでは、EventbriteまたはPeatixが安定した選択肢です。Eventbriteは海外での知名度が高く多言語対応に優れますが、日本語のサポートは完全ではない点に注意が必要です。国内完結のイベントならPeatixの方がスムーズでしょう。

Calenの特徴と始め方

Calenは「イベントを参加者のカレンダーに届ける」ことに特化したプラットフォームです。

Calenの主な特徴:

  • 無制限で無料 — イベント作成数に制限なし
  • ワンクリックカレンダー登録 — Google、Apple、Outlook、Yahoo、Office 365に対応
  • イベントページの自動生成 — OGP画像付きでSNSシェアに最適
  • 購読者管理 — メール登録者100人まで無料。フォローした参加者に新イベントを自動通知
  • 約3分でセットアップ完了 — 余計なステップがない

始め方はシンプルです:

  1. Calenにアクセスしてアカウントを作成
  2. イベント情報を入力(タイトル、日時、場所、説明)
  3. イベントページが自動生成される
  4. URLをSNSやメールでシェア

まずは無料のカレンダーリンクジェネレーターを試して、カレンダー連携の手軽さを体感してみてください。

まとめ:目的に合ったツールを選ぼう

Peatix・connpass・こくちーずにはそれぞれの強みがあり、すべてを否定する必要はありません。大切なのは、自分のイベントの目的と規模に合ったツールを選ぶことです。

  • 手数料を抑えて無料イベントを告知したい → Calen
  • 有料チケットを販売したい → Peatix
  • テック系コミュニティで集客したい → connpass
  • カレンダー登録率を上げて参加率を改善したい → Calen

「とりあえず定番だから」ではなく、自分のニーズに合ったツールを選びましょう。無料で始められるサービスが多いので、実際に触ってみて比較するのが一番確実です。


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